沿革〜創業者・矢崎 福松を追う〜

青森の貧しい生活から始まる

創業者、矢崎福松(やざき ふくまつ)は昭和15年2月24日、貧しい農家の出・矢崎要之助・かよの4男として誕生。多くの兄弟を持ち貧しい生活の中、中学卒業と同時に八戸市内にある2級建築士の八幡竹男氏の下で大工見習いとして修業を始めました。
5年で技術を掴んだ福松は夢であった藁屋根の実家を自分の手で新築建造を行い、その後、北海道でRCマンション建築が盛んになり、数多くのマンション内装工事を手掛けました。
27歳上京

東京へ

高度経済成長期と共に同じ村の人間は東京へと進出し、建築職人不足という話を聞かされた福松は、自分の木造建築技術を生かそうと東京行を決意する。
知人に紹介され神奈川県横浜市にある型枠大工工事業の久保杉建設(株)で住込みという形で入社。
福松にとって東京の巨大マンション建築は新鮮であり、木造建築の技術を持つ福松はすぐに工事責任者として大手ゼネコン各施工現場を担当する事になる。

バブル期
バブル期

建築墨出し
バブル期、建築業の忙しさは日を増すごとに大きなものとなり、福松は久保杉建設から独立した高橋義雄が設立した高橋建設(株)に身を置くことになる。県内でもトップクラスにまで成長した型枠会社である。
福松はある時、監督が出していた墨出しを商売に出来ないかと考えた。同じ会社にいた仲間は各自独立し型枠大工の会社を設立させていたが、福松は建築墨出しと型枠業を合わせた商売を取り入れ、会社設立を決意する。

有限会社 矢崎墨出し工業設立

昭和63年春
昭和63年春

会社設立に向けて
創業年
1980年(昭和55年)   
矢崎墨出し工業(個人業)として
墨出し工事サービスを開始   
矢崎 福松(40歳)

1988年(昭和63年)   
法人登録、建設業許可を取得し
有限会社 矢崎墨出し工業 を設立
代表取締役 矢崎 福松(48歳)
  【初期主な実績】
横浜博覧会パビリオン
慶応義塾大学藤沢キャンパス
東名高速自動車道鮎沢サービスエリア
横須賀基地厚生施設
相模原宇宙科学研究所特殊実験棟
地下鉄7号線東大前駅

1995年(平成7年)   鉄道測量工事開始

社名変更 有限会社ヤザキ測建 からのスタート

21世紀へ
21世紀へ


1996年(平成 8年)  
商号を 有限会社 矢崎墨出し工業 から
3/6  有限会社 ヤザキ測建 に社名変更

【前期主な実績】
JR武蔵溝口駅改良工事
JR東日本横浜支社ビル
JR横浜線・鴨居駅改良工事

2000年(平成12年)
代表取締役 矢崎 福松(59歳)逝去により
1月   
矢崎 雅彦(32歳)が代表取締役に就任(現在55歳)
矢崎  学 (27歳)取締役に就任(現在48歳)

【2000年以降主な実績】
MM21横浜駅改良工事(2002〜2012/4)
大船駅改良工事(2004/3〜2007/1)
トワイシア用賀(玉川台2丁目マンション)
南橋本駅改良工事
小田急伊勢原駅改良工事
横浜マリンタワーリニューアル工事


【2010年以降主な実績】

JR辻堂駅改良工事(2009/2〜2012/7) 
JR国府津車両センター(2010/9〜2012/7)
地下鉄浅草線・馬込駅他人形町駅(2012より)
横須賀駅前マンション(2011/5〜2013/7)
高島屋横浜店改修工事(2011/10〜2013/7)

岩手県大槌町町役場改築工事(2012〜2013)
三菱電機(株)福島県郡山工場(2012〜2013)
ホテルルートインいわき泉駅(2014〜2015)
コーシャハイム方南町(2013〜2014)
地下鉄浅草線・五反田駅(2013〜2014)
地下鉄三田線・新板橋駅(2013〜2014)

馬込東京メトロ社宅(2014/9〜2016/7)    
地下鉄浅草線・高輪台駅(2015/4〜2016/6)

2015年以降 現況調査、測量
JR立川駅コンコース、エスカ、階段、天井既存物現状調査(2015)
JR津田山駅改良工事による基準点解析と基準通り設置(2016)
JR川崎火力発電所・基準点解析と現状調査(2016)
JR北加瀬開発による現状調査測量と建物配置(2017)
京成電鉄押上線曳舟高架現状調査(2017)
横浜駅南部開発現状調査(2018~2020)
南町田グランベリーパーク駅北口広場 配置測量(2019~2021)
北千住駅改良工事 新設測量(2020~2022)

現状調査によるCADデータ化

改築工事や耐震工事において、古い建築物は施工図通りになっていない物が多く見られます。
私たちは駅工事の耐震天井工事などに役立てる現状図をCADデータ化致します。
この現状調査をしてCAD化すれば、天井にある多くの既設物(カメラ、電光看板、照明器具等)を
CADデータから寸法や位置を知ることが出来ます。
また工事車両等の建築計画による現場周辺の道路なども図面化が可能です。
この調査は現地調査とデジタルマッピングという技術を重ね合わせ簡単にデータが出来上がります。




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